伝統の日本瓦と同じ美しさを保ちながら、瓦ロック機構により高い防災性を備えました。雨の浸入や強風による浮き上がり、地震の揺れに高い抗力を発揮する自然災害に強い瓦です。
西暦588年に百済から仏教と共に伝来した瓦は平瓦を並べ、そのジョイント上に丸瓦を並べた現在でも使われている本瓦葺き瓦で8世紀中頃まで寺院のみに使われてきました。
延宝4年(1674年)に当時の瓦職人が本葺き瓦を簡素化して、丸と平板が一体化した現在の日本瓦を開発した事と太平の世の課題として火事対策が幕府や藩の急務となり、耐火建築用品として瓦の使用が奨励され、一般にも普及することになった