2008年9月アーカイブ
先日、お取引工務店様主催の熊本城見学バスツアーに参加させて頂きました。
今年、5月に復元完成した本丸御殿を主に研修の目的としたものでした。
甦った勇姿とパンフレット等にも謳われていましたが、本当に言葉に言い尽くせない素晴らしい
御殿の完成に感動しました。
屋根工事に身を置くものとして瓦施工技術はもちろん注視に値するのですが、その他全ての箇所において、
最高の技術を目の当たりにすることができました。
日本で他に例を見ないと言う地下通路である「闇り通路」から始まり、巨大な赤松の梁、各部屋を繋ぐ
大広間縁側と呼ばれる回廊、そして中国の故事「王昭君」の物語が描かれている障壁画、など建物全てが
見所であり、私の乏しい知識と文章力ではとても表現できません。
もちろん天守閣、宇戸櫓、武者返しと呼ばれる石垣、それを取り囲む緑、誇らしい熊本城は何度見ても
圧巻です。
戦乱の時代をを生き抜いて、築城に心血を注いだ先人一人一人に尊敬の念が込み上げます。
訪れる人がそれぞれの思いを持つのでしょうが、田舎育ちの私は何故か、宇土櫓の松の床板を素足であるきながら
幼い日の夏、家の畳を上げて板床で過ごしていた光景を思い出しました。
長い日本の歴史に触れ、僅かな自分の歴史も垣間見れる場所でした。